低用量ピルとは?

低用量ピル(低量OCとも呼ばれています)は、ヨーロッパやアメリカに遅れること40年、日本では平成11年にようやく発売されるようになりました。
現在世界で約2憶人の女性が服用していますが、日本では未だに昔のピルのイメージが強く、恐い薬と思われていますが、低用量ピルについて知っていただきたいポイントをご紹介いたします。

Check Point
  • 昔のピルとは中身も量も全く異なる別物です。
  • 避妊(妊娠しない)作用だけでなく、他に多くのメリットがあります。
  • 副作用はほとんどありません。

低用量ピルは避妊薬であると同時に、女性のホルモンのシステムを整え、お肌に潤いを与え、生理痛や生理前のイライラをほとんど無くす作用があります。
低用量ピルは昔のピルとは中身が違います。
世界ではもう2億人以上の女性が服用していますが、なぜか日本だけは普及していません。

女性に嬉しい低用量ピルの様々な効果

ピルのにきびに対する改善効果

ピル は避妊としての効能だけだと思っていませんか?避妊効果以外にも生理痛の軽減、ホルモンバランスの調整、生理不順の改善など、女性にとって嬉しい副効用がたくさんあります。

低用量ピルに含まれるエストラジオール(女性ホルモン)によってヒアルロン酸が増加し、肌の潤いにつながるのです。また、低用量ピルによって遊離テストステロンが抑えられます。この作用でニキビがよくなるわけです。各医師による改善報告は右図の通りです。

その他にも、下記の通り様々な効果があります。

1 月経に関する効果

  • 月経周期が規則的になり、調節が可能
  • 月経痛やPMS(月経前症候群)の緩和
  • 月経量の減少
  • 貧血の改善

2 排卵抑制

  • 排卵痛の軽減
  • 卵巣嚢腫の減少
  • 卵巣ガン・子宮体ガンの減少
  • ほぼ100%の避妊効果

3 良性疾患・悪性腫瘍の防止

  • 卵巣嚢腫の減少
  • 良性の乳房疾患の減少

4 その他

  • 骨盤内感染症の低下
  • 更年期障害を経験しなくて済む
  • 子宮内膜症の減少と軽減
  • ヒアルロン酸増加による肌の保護
  • 性交のスムーズ性
  • 膣炎の予防と治療
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低用量ピルの服用方法

21錠タイプ

21錠のピルの場合、生理開始日からピルの服用を開始します。 毎日、決められた時間に1錠づつ服用し続けます。 21日間服用し、その後7日間服用を休止するタイプです。最後の錠剤を飲み終えた後、月経のような出血があります。 この28日を1周期として7日間のお休みが終わったら新しいシートの服用を開始します。

28錠タイプ

飲み忘れを防ぐために最後の7錠はホルモンの入っていない錠剤(プラセボ錠)がついたタイプです。 28錠のピルの場合、生理開始日からピルの服用を開始します。 21錠のピル同様に、毎日、決められた時間に1錠ずつ服用し続けます。プラセボ錠服用中に月経のような出血があります。 この28日間すべて服用したら新しいシートの服用を開始します。

低用量ピルの避妊効果について

低用量ピルを正しく服用すると、ほぼ100%の高い効果が得られます。
もし正しい周期などで服用出来なかった場合は、避妊率が下がることがありますので、その場合はお電話でお問い合わせいただければ、ご案内いたします。
尚、上記以外で避妊効果が下がる原因は、ひどい下痢などの病気、他の薬との組合わせ、ハーブなどのお茶の大量摂取 があります。

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低用量ピルの副作用

悪心、嘔吐、頭痛、うつ状態、肝機能障害、静脈血栓栓塞症、心筋梗塞、脳卒中、高血圧 などがあげられています。
たしかに開発当時(約40年前)のピルに含まれるホルモン量が多く、副作用を引き起こす例もあったため、「副作用が怖い」というイメージがつくられる原因となりました。しかし、平成11年に日本で認可された低用量のピルは、ホルモン量が低めに抑えられているため、副作用の発生率もかなり低くなっています。
吐き気、むくみ、不正出血、頭痛、乳房の張りなどの副作用を訴える人もいますが、症状の多くは1~2ヶ月で軽減します。
太ることを心配される方が多いですが、ほとんどの女性は変化が見られません。

当院の取り扱いピル

         28錠タイプ 各2,500円 [ 1シート ]
トリキュラー
28錠タイプ 各2,500円 [ 1シート ]
マーベロン

ご注意事項

下記のような病状や状態の人は、注意して服用する必要がありますので、必ずご相談ください。

  • 乳ガン・子宮体ガン・子宮筋腫にかかっている
  • 血栓症(血管内に血のかたまりができる病気)にかかっている
  • 35歳以上で1日15本以上タバコを吸う
  • 糖尿病など耐糖能異常といわれたことがある
  • 心臓・肝臓・腎臓に病気がある
  • コレステロール値や中性脂肪・血圧が高い
  • 現在妊娠している、または妊娠している可能性がある
  • 現在授乳している  など
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低用量ピルの服用にあたり、あわせて受けておきたい検査

低用量ピルを安心して服用いただく為に、下記の検査を年1回程度受けられることをおすすめします。

子宮頸がん検査
低用量ピルを飲むとセックスパートナーが増えるといわれていますが、それはその女性によると思います。ピルに発ガン作用は全くありません。
肝機能検査(血液検査)
ピルに限らず薬剤を内服すると肝臓の負担がかかることがあるため。
性感染症(性器クラミジア感染症など)
ピルでは性感染症の予防はできないため。 できるだけ普段から、コンドームとの併用をお勧めします。
超音波検査
子宮、卵巣の腫瘍がないかどうか。
乳がん検査
乳がん検査はエコーで簡単に受けてもらうことができます。しかし、低用量ピルで乳がんが出来やすくなるということではありません。乳腺エコー外来

※各種検査を受診される際は、診療受付時間内にご来院ください(ご予約は不要です)。

※乳がん検査は、予約制です。当日でも検査可能ですのでお気軽にご連絡ください。
  専用ダイヤル 090-6976-9073